第1回 怒りで、ジダンが失ったもの、フェデラーが得たもの

日々の生活に取り入れよう

冒頭に記したとおり、「アンガーマネジメント」は、「怒りの感情と上手に付き合う」と意訳される。
 「上手に付き合う」とは、「怒りの感情をコントロールし、今できることに集中する」、「怒りの感情を建設的に活用し、目標達成へのエンジンにする」といった「付き合いかた」のことだ。
 怒りの感情は、「何かを壊す」ことがとても得意だが、一方で「何かを生み出す」ためのモチベーションとして非常に大きな力となり得る。
 今回は、ジダン選手が怒りをコントロールできずに失った名誉、フェデラー選手が怒りをエンジンにして得た勝利を例にあげた。
 有名アスリートの例はわかりやすいものだが、私たちも、普段の生活の中でのイライラや、怒りの感情を建設的なモチベーションに変えることで、様々なパフォーマンスを高めることができる。
 例えば、失恋した女性が「絶対キレイになってやる」と決心したり、不本意な異動を命ぜられたサラリーマンが「ここで絶対に実績をあげてやる」と意気込んだり、受験に失敗した学生が「来年は絶対に合格してやる」とリベンジを誓うなど、私たちの身近には怒りをエンジンにしている例が豊富にある。
 これらのような状況を形成するのに役立つのがアンガーマネジメントだ。
 日々のイライラを不毛な怒りにするのではなく、上手にマネジメントして、生産性の高い取組みへとつなげていきたいものだ。

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