最新版!「本当に就職に強い女子大」ランキング 実就職率、有名企業400社就職率が高い大学

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1位の岡崎女子大学はそれに加えて教員を養成する子ども教育学部を持つ単科大学という強みがある。2位の鹿児島純心女子大学も人間教育学部と看護栄養学部といった資格が取得できる学部で構成されている。家政学部と文化創造学部からなる3位の岐阜女子大学は、教員免許や管理栄養士などの資格取得に力を入れている。

このように「少人数プラス資格取得」がランキング上位のキーワードといえるだろう。そうした中、卒業生が1000人超にもかかわらず昭和女子大学は4位に入っている。卒業生1000人以上の女子大の中では、9年連続で実就職率トップをキープしている。

同大学は、国際、グローバルビジネス、人間文化、人間社会、生活科の5学部からなる。この中で実就職率が最も高いのはグローバルビジネス学部で98.3%だ。

8位の安田女子大学も卒業生が1000人を超えている大学であり、現代ビジネス学部が全学部の中で最も高いという共通点がある。

大学入試において経済・経営・商学系学部の人気は根強い。この傾向は女子大にも当てはまり、受験生から注目されている。その背景にはこの系統の就職実績の高さもありそうだ。

ビジネス系学部を新設する女子大が増えている

一昔前は花嫁修業の場ともいわれた女子大だが、だいぶ様変わりしている。ビジネスで通用する力を身に付け、就職という形で証明していることは、社会に有用な人材を送り出す現在の女子大の立ち位置を物語る。実際、女子大では、ビジネス系学部を新設する動きが進んでおり、2020年には26位の武庫川女子大学が経営学部、29位の共立女子大学がビジネス学部を設置する予定だ。その就職力が注目される。

ここまで見てきた女子大実就職率ランキングはすべての就職先が対象となるが、女子大の有名企業400社への実就職率ランキングをあわせてみると、一般企業にフォーカスした就職の量と質が立体的に見えてくる。両方のランキングの上位にくる大学は、就職に強い大学として高く評価できるだろう。

そうした視点で両ランキングを見比べると、女子大実就職率ランキングの上位20校の内、有名400社への実就職率ランキングでも上位20校に入っているのは、昭和女子大学(女子大の有名企業400社ランキングで9位)、12位の学習院女子大学(同2位)、13位の日本女子大学(同5位)、17位の京都女子大学(同11位)、19位の東京女子大学(同1位)の5大学がある。

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