やりたくないことを「たった5秒」で始める裏技 朝起きられない人必見!悪習慣は変えられる
もちろんです。変わろうと直感してから、それが心変わりによって打ち消されてしまうまでの一瞬――5秒間のチャンス――は誰にでも訪れます。
直感してすぐに不安が生じるものの、思考や不安が全力であなたを制止するまでには数秒あります。5秒間のチャンスを生かすことは、誰にでも可能なのです。
ゼロをカウントした時点で、脳が自爆する!?
ですから、何としてでも5秒間のチャンスを自分のものにしてください。私の場合、衝動に駆られた瞬間から行動に出るまでの時間が長くなればなるほど、言い訳の声が大きくなり、行動に移すのが難しくなります。
5秒ルールを実行しているある女性は、5秒の決断は「恐怖心が強いときは、5秒の決断が50秒になったり、500秒になったりした」と語っています。現在彼女は、ゼロをカウントした時点で脳が自爆するものとイメージしながら、5秒ルールを使っているそうです。
考えれば考えるほど、行動する意欲がなくなる――これは脳の働きによる弊害です。人間は自分をだましてでも、現状を維持しようとします。何かをやろうという衝動が芽生えたとたんに、理性が制止しようとするのです。だからこそ早く動くことが重要なのです。心の罠にかかる前に、言い訳から逃れましょう。
これまでに、何千人もの人々から5秒ルールを使って人生、人間関係、幸福度、仕事を改善させたという体験談が寄せられました。それらの話から、5秒ルールは、次の3つの目的に役立つことが判明しました。
●行動パターンを変えたいとき
5秒ルールを使えば、新しい習慣を身につけることも、破滅的な悪癖をやめることも可能です。さらに、自分を客観視してセルフコントロールできるようになるため、自分自身や他者との関係でより効果的に意思疎通をはかれるようになります。
●日々の活動で、ちょっと勇気が必要なとき
新しいこと、不安を覚えること、不確かなことをやるときは、5秒ルールを使って勇気を出しましょう。5秒ルールの力を借りれば、「私にできるだろうか」という不安の声を静め、だんだん自信が湧いてきて、やりたいことを行動に移したり、職場で自分の意見を述べたり、背伸びが必要なプロジェクトに名乗り出たり、創造性を発揮したり、よりよいリーダーになったりすることもできるでしょう。
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