やりたくないことを「たった5秒」で始める裏技 朝起きられない人必見!悪習慣は変えられる
●心をコントロールしたいとき
ネガティブな思いや不安が心にのしかかるときは、5秒ルールでこれらを払拭できます。心配癖を治すことも、恐怖心に打ち勝つこともできるでしょう。心をコントロールできれば、ネガティブなことばかりに目を向けるのをやめて、ポジティブに考えられるようになります。これこそが5秒ルールの最強の武器だと私は思います。
実は5秒ルールが効力を発揮するのはただ1つ――あなただけです。「変わりたい」と思っても、あなたは毎回同じ方法で自分を制止しています。最初にためらいが生じ、あれこれと考えるうちに自分を心の牢獄に閉じ込めてしまうのです。
危険なのは、この一瞬のためらいです。ためらうと、脳にストレス信号が送られます。その信号は問題が起きたと知らせる赤信号のようなもので、脳は防御モードに切り替わります。こうして私たちは行動できなくなります。
私たちはどういうときに、億劫になるのか
私たちはいつもためらうわけではありません。例えば、朝にコーヒーを作るのをためらうことはないでしょう。ジーンズをはくとき、テレビをつけるとき、親友に電話をかけるときも。何も考えずに一連の動作をやります。
しかし、営業の電話をかける直前や、メールに返信する直前にふとためらうと、脳は「何かがおかしいぞ」と考えます。電話でどうやって売り込もうかと考えれば考えるほど、電話がかけられなくなるのではありませんか。
とはいえ、ためらいの瞬間は有利に使うこともできます。ためらっている自分に気づいたら、自分の背中を押せばいいのですから。「5秒間のチャンス」の始まりです。
「5、4、3、2、1」とカウントダウンして自分の背中を押せば、言い訳など吹き飛んでしまうでしょう。
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