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ライフ #360°カメラで巡る東京23区の名建築

1933年築「日本橋高島屋」、重要文化財の建築美 店内の建築美を余すところなく撮影した

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2018年9月には、本館に向かって左隣に超高層の新館、本館の後ろ(東側)に東館が竣工。新館の地階から7階までは専門店が、東館にはポケモンセンターなどが入居している。

近年、日本橋や丸の内など東京都心で進んでいるのは、このような歴史的建築を保存しながらの再開発だ。今から約20年前、日本橋京橋地区の将来像を踏まえてのまちづくりが検討された中で、歴史的価値のある高島屋の建物を核として街区を再生していこうという計画が持ち上がった。

当時は、昭和期の建造物も新たに文化財に指定していこうという文化庁の方針が打ち出された時期で、その流れもあり日本橋高島屋は2009年に重要文化財に指定。しかし、デパートとして営業しながら歴史的建築を保全していくことは、挑戦でもあり、大変な事業だったようだ。

文化財指定後も、外壁の保存修理工事、昨年度には正面玄関部の吹き抜け天井の保存修理を行い、現在は村野藤吾による増築部の2カ所の階段(中央階段と南側階段)の保存修理が行われている。

昨年9月に新館がオープン

昨年9月に新館がオープンしてからは、売り場面積が増え、ショップも新たに多数誕生したことで客層も広がったという。新館ができたことで、日本橋に初めて来るようになった世代の顧客がこの建物の歴史性に気づき、本館の価値が相対的に高まったということもあるようだ。

本館内には高島屋史料館TOKYOが設けられ、高島屋の店舗建築やデパートしての歴史などに関しての企画展が行われている。史料館には4階の展示室と5階のセミナー室があるが、5階は旧貴賓室だった場所で、1933年の創建時の内装が残っている。セミナー参加者(事前予約、先着順)のみが入場できるという歴史的な空間にぜひ立ち入ってみたいものだ。

重要文化財「日本橋高島屋S.C.本館」

  • 2階から見下ろすと吹き抜け空間の贅沢さを実感する 2階から見下ろすと吹き抜け空間の贅沢さを実感する
    (撮影:今井康一)
  • 吹き抜け部の照明は、村野のデザインで戦後に設置 吹き抜け部の照明は、村野のデザインで戦後に設置
    (撮影:今井康一)
  • 2階のバルコニー手すりは意外にも木製だという 2階のバルコニー手すりは意外にも木製だという
    (撮影:今井康一)
  • 階段の魔術師・村野のデザインの吊り階段 階段の魔術師・村野のデザインの吊り階段
    (撮影:今井康一)
  • 創建時のカゴを使用している蛇腹扉のエレベーター 創建時のカゴを使用している蛇腹扉のエレベーター
    (撮影:今井康一)
  • 正面玄関の吹き抜け天井の保存修理は2月に完了 正面玄関の吹き抜け天井の保存修理は2月に完了
    (撮影:今井康一)
  • 1 階奥のエレベーター扉には東郷青児の作品が 1 階奥のエレベーター扉には東郷青児の作品が
    (撮影:今井康一)
  • 屋上の正面エレベーター扉。階によりデザインが違う 屋上の正面エレベーター扉。階によりデザインが違う
    (撮影:今井康一)
  • 屋上にある小森忍の装飾のある噴水 屋上にある小森忍の装飾のある噴水
    (撮影:今井康一)
  • 象の高子ちゃんをモチーフにした機械室 象の高子ちゃんをモチーフにした機械室
    (撮影:今井康一)
  • 建物側面の装飾は、かつてあった入口の名残 建物側面の装飾は、かつてあった入口の名残
    (撮影:今井康一)
  • ガラスブロックの外壁には彫刻の装飾も見られる ガラスブロックの外壁には彫刻の装飾も見られる
    (撮影:今井康一)
  • 建物側面、背面は村野デザインの美しさが際立つ 建物側面、背面は村野デザインの美しさが際立つ
    (撮影:今井康一)
  • 中央通りから見た本館(右側)と新館(左側) 中央通りから見た本館(右側)と新館(左側)
    (撮影:今井康一)
  • 正面口の鉄扉は閉店後には閉ざされる 正面口の鉄扉は閉店後には閉ざされる
    (撮影:今井康一)
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  • 2階から見下ろすと吹き抜け空間の贅沢さを実感する
  • 吹き抜け部の照明は、村野のデザインで戦後に設置
  • 2階のバルコニー手すりは意外にも木製だという
  • 階段の魔術師・村野のデザインの吊り階段
  • 創建時のカゴを使用している蛇腹扉のエレベーター
  • 正面玄関の吹き抜け天井の保存修理は2月に完了
  • 1 階奥のエレベーター扉には東郷青児の作品が
  • 屋上の正面エレベーター扉。階によりデザインが違う
  • 屋上にある小森忍の装飾のある噴水
  • 象の高子ちゃんをモチーフにした機械室
  • 建物側面の装飾は、かつてあった入口の名残
  • ガラスブロックの外壁には彫刻の装飾も見られる
  • 建物側面、背面は村野デザインの美しさが際立つ
  • 中央通りから見た本館(右側)と新館(左側)
  • 正面口の鉄扉は閉店後には閉ざされる

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