夏休み明け「勉強ができない子」を変える方法

ハイパフォーマーはこうして生まれる

2学期を迎えてもいまだに夏休み気分の子どもに、自分から勉強する習慣を身に付けさせるには?(写真:つむぎ/PIXTA)  
夏休み明けは子どもたちにとって、とても大事な時期。2学期を迎えて真剣に学習に取り組み始める生徒と、休み気分を引きずっていつまでもダラダラしてしまう生徒の間に大きな開きが生まれます。
勉強が好きじゃないけどどんどんできるようになっちゃう』の著者である石田淳さんに、この時期に親がすべきことについて聞いてみました。

あなたの子どもは「勉強ができない」わけではない

「うちの子どもは勉強ができない」と嘆いている親は多いのですが、そもそも「どうしてできないのか」について、わかっていないケースが大半です。

「とにかくサボり癖がひどくて遊んでばかりいるから」と子どもの性格に原因を見いだそうとしたり、「僕の子どもだから仕方ないです」と遺伝のせいにしてみたり……。

いずれもまったくトンチンカン。もともと勉強ができない子などおらず、彼らは「勉強のやり方がわかっていない」か、「やり方自体はわかっていても続けられない」かのどちらかなのです。

だから、親はそれを解決してあげる必要があります。

「勉強のやり方がわからないだなんて、あまりにも次元が低くないか?」と感じるかもしれません。でも、例えば「漢字の勉強をしなさい」と言われても、子どもはどうしたらいいかわからないのです。そうではなくて、「今日はドリルの2ページ目にある漢字を3つ、それぞれ10回ずつ書いてみよう」と具体的に指示を出してあげて、はじめて子どもは行動を起こせます。

そして、次の日には「では、今日は昨日の続きの3つの漢字を10回ずつ書いてみよう」と親が丁寧に付き合っていけば、いつしかドリルの漢字はすべて学習し終えていることになります。と同時に、子どもは「勉強ってこうやるのか」ということがわかってきます。

それをせずに、「漢字の勉強をしなさい」と子どもにドリルを与えたままだと、たいてい最初の2~3ページだけで放り出してしまい、相変わらず勉強のやり方もわからないままです。

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