仕事が遅い人と勉強が苦手な人の意外な共通点 「仕事も勉強」も早くなるたった3つのコツ
勉強もまったく同じです。試験日に向けて漠然と勉強している人のほとんどは、「もう試験まで1カ月しかない。やばい」となって、直前になってようやく事態の深刻さに気づくことになります。
逆に、勉強スケジュールを細かく立てて、試験日から逆算して「◯月までにこれとこれを、その1カ月前の◯月までにあれとあれを」としっかりと考えられている人は適切に勉強をこなしていくことができます。勉強計画のズレが生じても素早く気づくことができるので、計画を修正することも容易になります。
納期を自分で区切ることはプレッシャーが強くかかるので嫌がる人が多いですが、これをやるだけで格段に仕事は早くなるし、勉強も進んでいくのです。
インプットよりアウトプットが大切
仕事も勉強も、インプットよりもアウトプットの方が圧倒的に重要です。
仕事の場合、成果物としては資料やグラフといったものになるでしょう。こうした成果物を作るのに最も早い方法は、「早く成果物を作り始める」ことです。仕事が遅い人というのは、いつまでもいつまでもインプットをしています。永遠に資料を探していたり、あーでもないこーでもないと頭の中で考えていたりします。
ですが、何らかのアウトプットが求められている以上は、アウトプットをまず先にやってしまうのが重要です。
とくに、資料であれば目次をつくることで仕事は半分終わったも同然です。目次を作るだけで頭が整理されますし、調べるべき事項、埋めるべき情報が判明します。アウトプットすることで実は頭が整理されるのだ、ということを知らない人が多いので、ぜひ「目次を最初に作る」ということを実践してみてください。
勉強の場合、資料やグラフの成果物はありませんが、選択式の問題を「解く」、文章を「書く」ことがアウトプットになります。ここでも、テキストを読んだり講義を聞いたりするインプットではなく、アウトプットを主体に学習することで、結果的に知識は早く頭の中に入っていきます。
仕事が遅い人、勉強ができない人は「完全にインプットしてからでないとアウトプットできない(してはいけない)」と思っていますが、これは大いなる間違いです。アウトプットすることでインプットする範囲もわかるし、早くインプットすることもできます。
以上、3つ、思い当たる点がある方も多いのではないでしょうか。「やらなければならないこと」に集中し、適切に取捨選択することで、仕事も勉強も早く終わらせ、休みやアフターファイブをエンジョイしてください。ではまた。
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