下落相場でもしっかり儲かる銘柄の選び方 もし円高になっても安心して持てる株がある

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日本郵政(6178)は、連日の上場来安値をつけ、13円安の1050円まで下げたが、5円高の1068円で引けた。日経225先物8月限2万0500円のプットオプション(日経平均が2万0500円で売れる権利、日経平均が下がると値上がりする)を26円(前日比+12円)で4枚返済売りし、10万4881円の損失確定。

7月19日に52円で買っていたのだが、半値で売るのがやっとだ。利益確定できる場面もあったのに、欲張りすぎたかなと思ったが、これがあとになって暴騰することになるのだが。

損切りしたらプットオプションが暴騰!悔しすぎる

【8月1日 木曜日】アメリカFRB(連邦準備制度理事会)は、10年半ぶり(2008年12月以来)となる政策金利を0.25%引き下げることを発表した。ジェローム・パウエル議長は、「利下げは世界経済の成長鈍化や、貿易摩擦による景気減速リスクに対処するためだ」と述べた。今後の追加利下げへの期待後退からNYダウは一時、478ドル安まで下がる場面があったが、大引けでは、333ドル安の2万6864ドルとなった。

日経225先物も3時53分、310円安の2万1240円まで下げる場面があったが、引けでは、190円安の2万1360円となった。昨日手仕舞いした、日経225先物2万0500円のプットオプション価格も大きく動いた。昨日の16時30分、18円+1、3時07分、15円-2、3時54分、42円+25、5時30分、26円+9で引けた。日経平均株価は、19円高の2万1540円。

【8月2日 金曜日】日経225先物は、440円安の2万1060円、NYダウは、一時、300ドル高から急落し280ドル安の2万6583ドル。理由は、トランプ大統領の対中制裁第4弾発動表明で。制裁対象は3000億ドル分の中国製品で10%の追加関税となり、これで中国からアメリカへの輸入製品ほぼすべてに関税が上乗せされる。

2時24分、日経225先物8月限2万0500円のプットオプションが、6円安の8円をつけていたが、3時44分には、78円高の92円をつけた。80分で11.5倍の急騰となった。

日経平均は、453円安の2万1087円と急落。1ドルは、2円強上昇し、106円台と円高進む。16時半、プットオプションは、70円で寄り付き、22時01分、57円まで下げ、23時52分、155円まで急騰し、翌5時24分、25円高の85円で引ける。

【8月3日 土曜日】日経225先物は、110円安の2万0900円、NYダウは、98ドル安の2万6485ドル。1ドルは、106.57円、1ユーロは、118.39円、1ポンドは、129.52円と円高進む。

【8月5日 月曜日】1ドル=7元台と人民元は11年ぶりの安値をつける。円急騰し、1ドル=105円台をつける。アゴーラ・ホスピタリティー・グループ(9704)を34円で20万株売り、約8万円の利益確定。平均買値33.6円。日経平均は、一時500円安する場面があったが、366円安の2万0720円と大幅続落で2カ月ぶり安値。

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