下落相場でもしっかり儲かる銘柄の選び方 もし円高になっても安心して持てる株がある

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【8月6日 火曜日】日経225先物は、340円安の2万0250円、NYダウは、767ドル安の2万5717ドルと大幅安。一時、961ドル安の2万5523ドルの安値をつけた。

注目のプットオプションは、5時22分、235円高の390円で引け、9時の寄り付きで、385円高の540円の高値をつけた。私が7月31日、11時03分に26円で損切りしてから、4営業日(6日間)で、540円÷26円=20.7倍、8月2日、2時24分、8円の安値から2営業日(4日間)102時間36分後、540円÷8円=67.5倍になった。1枚8000円が54万円、10枚8万円が540万円になる計算だ。

このような急落は、年に1度か2度程度しか起きないが、うまく捉えられれば、大儲けができる可能性がある。今回も取り損なってしまったが、いつかは狙いたい。

ストップ安の神戸製鋼所を買ってみた

9時03分、昨日決算が悪く100円ストップ安した神戸製鋼所(5406)を19円安の540円で2700株買う。野村證券は、目標株価を730円から630円と引き下げ、投資判断Neutralは据え置きを発表した。自動車向け鋼鈑の売り上げが減り、原材料の鉄鉱石の価格も高く、中間配当も無配(前期10円)を発表し、いいところがまったくない状況であり、株価も16年半ぶり安値となった。

5年前の2014年3月12日に公募売り出し価格の138円で7000株(当時NISA口座100万円で)買い、2015年1月5日に210円で7000株売っている。それから2016年10月に10株が1株に併合され、売買単位が1000株から100株となった。投資金額は、96万6000円から147万円となり、売ってから株価はほぼ4分の1になったので、当時売った代金で買える株数(540円×2700株=145万8000円)買った。保有株数は、700株(併合を考慮)から2700株と増えた。

会社が成長株なら保有したまま株式分割して保有株数が増えることがあるが、投資金額は変えずに自分で売買して保有株数を増やす戦略だ。何年かかるかわからないが、前回売った2100円程度になるまで長期保有してみたい。本日終値は、6円高の565円。

昨日、携帯・通信のソフトバンク(9434)の2020年3月期第1四半期決算が好決算、また今日から自己株買いスタートということで、こんな地合いでも逆行高し21円高の1479.5円と年初来高値更新。日経平均は、9時06分、609円安の2万0110円まで下げる場面があったが、引けにかけて下げ渋り、134円安の2万0585円と3日続落。

【8月7日 水曜日】日経225先物は、120円高の2万0650円、NYダウは、311ドル高の2万6029ドル。トランプ大統領は、25年ぶりに中国を為替操作国に指定すると発表。昨日、好決算を発表した三菱UFJ系クレジットカードのジャックス(8584)は、179円高(8.6%、値上り率16位)の2258円と大幅高。9時17分、231円高の2310円の年初来高値更新する場面があった。5万5000株保有中で、984万5000円の含み益増加。
日経平均は、68円安の2万0516円と4日続落。

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