住宅ローン「業者の言いなり」で損するカラクリ

面倒でも絶対に検討してみるべきポイント

住宅ローンは組み方の工夫次第で支払う額を減らせるそうです(写真:den-sen/PIXTA)
『「よくわからないから」と不動産業者にお任せのプランで住宅資金を借りて、不必要に多い利息の負担をしている人をよく見かけます』と指摘するのはファイナンシャルプランナーの竹下さくら氏。
同氏によると、住宅ローンの組み方を工夫すれば、総額にして数百万円単位で支払う額を減らすことができるそうです。竹下氏の新著『書けばわかる! わが家にピッタリな住宅の選び方・買い方』を一部抜粋し再構築のうえ、お得な住まいの購入の方法について探ります。

借りたあとでは簡単に変更できない

住宅ローンの仮審査で提示されるプランは、一言で言えば、審査にいちばん通りやすい設計になっています。例えば、返済期間は35年で、一般的な住宅ローンの最長期間で組まれることで「割る回数」が増える分だけ、毎月返済額が最少になっているわけです。

「これくらいの額なら返済できそう」と思って、そのままそのプランで契約してしまう人も少なくありませんが、ちょっと待ってください。

住宅ローンは、少しの工夫で総支払額を数十万~数百万円も少なくできるのですが、いったん借りてしまったら、手間暇かけてお金もかけて借り換えをしない限り、変更は難しいのです。

つまり、借りる前のていねいな吟味がとても大切ということです。ここで、検討しておきたい工夫を4つ紹介しますので、できるものはないか確認して、自分のプランに生かしてみてください。

次ページ1.2%→1.4%の金利上昇で総返済額はいくらに?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • おとなたちには、わからない
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT