「じゃない方芸人」「春日の隣の人」だったオードリー若林が、休養しなければならないほど"代替不可能"な人気芸人に登りつめた理由

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
オードリーのオールナイトニッポン通常回 in うまんそーれ沖縄
2025年9月に行われた「オードリーのオールナイトニッポン通常回 in うまんそーれ沖縄」には数多くのリスナーが集まった(画像:若林のInstagram @masayasuwakabayashiより)
この記事の画像を見る(6枚)

先日、お笑いコンビのオードリー・若林正恭が、喉の不調により3週間の休養を余儀なくされたとの報道があった。長年ラジオやテレビの第一線を走り続けてきた結果とも言えるが、改めて考えさせられるのは、なぜ若林がここまで多くの番組に求められる存在になったのか、ということだ。

かつて「じゃない方芸人」と呼ばれ、相方・春日の陰に隠れていた人物が、いまや代替不可能と言われる。毒を吐いても嫌われず、攻めても空気を壊さない。この評価のされ方は、実はテレビだけの話ではない。

職場でも、目立つスター社員の陰で調整やフォローを担う人がいる。もしあなたが「自分は報われていない」と感じているなら、若林の人気はその生き方に、時代がようやく追いついてきた兆しかもしれない。

ネガティブを自分に向け、攻撃性を「共感」に変換

若林と言えば、過去に“ネガティブモンスター”と呼ばれたほどのネガティブ思考の持ち主で、人見知りだった。どれほどネガティブだったかといえば、2014年7月放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、「テレビに出始めの頃は、スタッフさんも知らない人ばかりだったので萎縮していた」と語っているほどだ。

当時は相方の春日にだけピンマイクが渡され、スタッフから「しゃべるときは春日さんに近づいて話してください」と言われていたという自虐エピソードも披露している。

さらに、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では「じゃない方芸人」にも出演し、春日の陰に隠れた存在として扱われていた。ところが今や、テレビで見ない日はないほどの人気者である。休養ニュースが大きく拡散されたこと自体が、その存在感の大きさを証明している。

次ページ不利な立場から「観察者ポジション」を獲得
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事