東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #電通インド 85日間のナマステ便り

インドのスラム街ツアーで見えた現実と未来 スラムはビッグビジネス?! ②

6分で読める
  • 三浦 北斗 コピーライター CMプランナー
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES

 悪しき風習、ダウリー

インドといえばカーストと呼ばれる身分制度が思い浮かぶだろう。

これは身分というよりも、職業差別というほうが正確かもしれない。

1950年に憲法で全面禁止されたが、社会には根強く残っている。

それに伴った風習もいくつか存在していて、そのひとつが、ダウリー。

これは結婚の際、女性の家から男性の家におカネや家財道具を贈るもの。

金銭が満たないと花嫁を傷つけることもあり、社会問題となっている。

これらはすべて違法だが、今でもダラビでは行われているそうだ。

 

そんな悪しき風習を変え、厳しい労働環境を改善しようとしてるのが、

このツアーの企画者であるNGO団体「REALITY」である。

公立学校は約80人の生徒に対して1人の教師。これでは子どもが

充分な教育を受けられないということで、コミュニティセンターを作り、

語学、芸術、特殊技術などの特別教育を少人数クラスで開いている。

子どもたちが変われば、ここの未来も変わるはず。

そんな言葉を口にしたガイドの目が、強く、美しく見えた。

子どもたちは、少人数で様々な教育を受けられる

次ページが続きます:
【巨額の納税をするスラムの人々】

5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象