それでも上司をCCに入れておくべき本質的理由 「報告書」を作るのはとんでもないロス
上長や社長をCCに入れて情報共有する
仕事で最も困ることの1つが「コミュニケーションロス」です。
上司や関係者が同じ情報を把握していれば事前に解決できたのに、自分や相手先の現場が上司と共有していなかったり、勝手な判断や勘違いをしたために、「言った/言わない」の争いが発生する、間に人が入って伝言ゲームになる……というトラブルが起こることが多々あります。
こうしたコミュニケーションロスを回避するための有効な手段は、原則はテキストでのやり取りをすること。やり取りする相手が重要であればあるほど、上長や社長を「CC(あるいはグループ)」に入れて自動的に共有してしまうことです。
また、「情報共有されてないかもな」と感じたら、やり取りの途中からCCに上司を入れるのもトラブルを未然に防ぐ手です(先方の心証もあるので、空気を読んだうえでやるべきですが)。
僕の若い頃は、上司から「CCにオレを入れるなよ、雑音なんだよ」と言われたりもしましたが、へこたれてはいけません。
そもそもこれは、手抜きというよりも、よりスピーディーで正確な、最良の方法だからです。
人は、なかなか相手の言っていることを正確に把握できず、自分なりの考えで自分なりに解釈したり、言い訳めいたものが入ったりしてしまうものです。
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