これまで手薄だった飲食店予約・来店に関するデータをうまく取り込めれば、楽天が育成している広告事業などに生かせる可能性もある。競争が激化するスマートフォン決済サービスにおいても、ぐるなびの営業網を活用すれば飲食店への「楽天ペイ」の導入提案を加速できるかもしれない。
モバイルシフトで立ち後れ
ぐるなびの目下の課題は、先に触れた販促支援の受注減だ。「集客することに必要な環境変化の把握だったり、モバイルシフトだったりが、一歩立ち後れたのがいちばんの問題」。杉原社長はぐるなび業績低迷の理由についてそう分析する。
そこでまず再建策として掲げるのが、ぐるなびを通じたネット予約数の拡大だ。宿泊予約などに比べ電話の比率が高い飲食店予約だが、直近ではネット予約のニーズが高まっている。
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