LCCピーチ「他業界出身のCA」を生かす3ステップ 「看護師、旅館の女将」など多様な人材を採用
「あなたがいた会社では、どうやっていたの?」と積極的に聞いて、独自のアイデアを出してもらう
まず、「アイデアを出してもらう」については、Peachの社員たちが「寄り合い」と呼ぶブレインストーミングの場が以前からあったそうです。ここで、「あなたがいた会社では、どうやっていたの?」と積極的に聞くようにし、独自のアイデアを出してもらったり、みんなでアイデアを固めていったといいます。
アイデア品評会などを開いて評価・採用する
「評価・採用する」については、Peachは「大喜利」と呼んでいるアイデア品評会を開催していました。社員たちの発案した新サービスのタネなどをイントラネットに上げて、ほかの社員たちが「このアイデアおもろい! 座布団1枚!」などと評価していきます。
高い評価を得たアイデアが、新サービスなどの形で実行に移されるわけです。「誰のアイデアか」でなく「どんなアイデアか」を評価することで、他の業界から来た人の発想も公平に扱われていたのです。
優れた企画や取り組みを社員みんなで褒めたたえて表彰する
さらに、「褒めたたえる」ことも忘れません。Peachでは定期的に「P1グランプリ」という名の表彰式を開催しており、今や大切な文化だといいます。
それぞれの経験から新たなアイデアを
これは、出されたアイデアを基に実行された企画がどれだけ効果的だったかを評価し、社員みんなでその人を褒めたたえて表彰するものです。ここまでやれば、他の業界から来た人も、「自分のこれまでの経験を基に発案していけばいいんだ」と自信を深められるのではないでしょうか。
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