「人が周りに集まる人」が心得ている意外な話術 必ずしも話し上手である必要はない
街中の風景でふと疑問に思ったことをネタに
人付き合いがうまい人、集まりに呼ばれる人になるには、話し上手にならなくてはいけない、なんて思っている人もいそうだけれど、そうとは限りません。おもしろおかしく話すことはできなくても、ネタを提供できれば、会話は広がります。むしろ、いつでも面白いネタを提供できる人のほうが喜ばれるのでは、とすら思います。
ネタといっても、本当にちょっとしたことでいいのです。例えば、街中の風景でふと疑問に思ったこと、人の行動を見て気になったこと、テレビを見ていて「へえ?」と思った小話など。あくまでも「会話のとっかかりになるネタを提供する」だけなので、結論のない話でも、まったくかまいません。
僕は、こうしたネタになるような「話のカード」を、Evernoteの「雑記帳」に記しています。そこから少し紹介すると……
・なぜ本屋に行くとトイレに行きたくなるのか?
・「美ママサークル」なるサークルがあるらしい
・ マトリョーシカは、箱根の寄木細工が元になって生まれた
・いつも「小走り」な人って、どうしてそうなのかな?
などなど、わざわざ紹介するまでもないくらい、本当にちょっとしたことばかり。それでも、こういう小さな話のカードたちが、人と話す際のネタになるのです。疑問は疑問のまま記すこともあるし、その場で調べて、答えと一緒に書き込むこともあります。
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