「人が周りに集まる人」が心得ている意外な話術

必ずしも話し上手である必要はない

先日も、会社のビルの回転ドアのところで「回転ドアって意味ないよね」という会話が耳に飛び込んできて、「いやいや、絶対何か理由があるでしょ」と、すかさず「回転ドア なぜ」と検索しました。

検索結果によると、回転ドアにすることで、冷暖房効率がよくなるのと、ドアの開閉時、ビル内の空気圧上昇が抑えられ、窓ガラスの劣化を防ぐことができるのだそうです。

どうやってネタカードを増やせばいいのか

こういうときにも、スマホがあってよかったと、つくづく思います。言ってしまえば、これだって大したカードではない。だけど、いつか、「ビルといえば、このあいだ……」みたいな感じでネタになる日が来るかもしれません。

ここで、「ネタを提供すればいいといっても、ネタになるような話のカードを集めるのが大変なんじゃないか」と思った人もいるかもしれませんが、それが違うのです。人の集まる場で、1枚でもカードを切ると、実は、そこから「カードの無限補充」が始まります。なぜなら、会話はキャッチボールであり、自分が投げれば、周囲が投げ返してくれるものだからです。

単純に言えば、5人集まった飲み会で、自分が1つ話題を出したら、ほかの4人もそれぞれ新しい話題を返してくれるのです。

自分がふと感じた疑問などをメモしておく。それを人に話すと、人も話してくれる。

この仕組みでいけば、永遠に、話のカードが尽きることはありません。究極的には、カード1枚から始めても、それを人が集まる場で切ることで、どんどんカードを増やしていけることになります。

人の受け売りを、恥と思うことはありません。実際、僕の雑記帳に記してあるのも、人から聞いた話のほうが多いくらいです。それを、自分のカードとして雑記帳に記録し、別の集まりで披露してもOK。こう考えてみれば、「ネタ提供上手」って、意外と労せずしてなれるものなんだと思えてくるでしょう。

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