「平成累計の東大合格者が多い学校」ランキング

トップの開成は31年間で5000人以上が合格

入試が変わっても、東京大合格者数が、平成の間中ずっとトップだったのが開成だ。昭和も含めて数えると、38年連続トップを維持している。累計の合格者数も5405人で、2位以下に大差をつけている。年平均で174人も合格者を出している。最多合格者は1998年の205人、最少は2009年の138人だ。

2位はの3055人だ。最多は1990年の123人、最少は2019年の74人だ。

灘は医学部に強く、最難関の理科Ⅲ類の合格者累計は445人にも上る。その最多は2013年の27人で、最少は2003年の6人だ。それに続くのは開成の284人、次いで筑波大附駒場の212人、ラ・サールの156人。この4校は平成の間、毎年、合格者を送り出し、理Ⅲ合格者数トップもこの4校で独占している。

平成累計合格者数の3位は筑波大附駒場の2889人。最多合格者数は2019年の113人、最少は1991年の65人だ。4位は10人差の2879人の麻布だ。

ここまでトップ4はすべて男子校。5位に入ったのが共学の東京学芸大附だ。最近は合格者数が減り、この3年は40人台にとどまっている。2017年には46年間続いていた東大合格者数トップ10から陥落した。6位は女子校の桜蔭の2073人で、ここまでが2000人以上だ。

開成は年平均170人超の合格者

上位には中高一貫校が多く、しかも伝統校が多いのが特徴だ。新進の進学校は出てこない。公立のトップは18位の浦和・県立で1069人。東京の都立校トップは33位の西の632人。昭和20~30年代、東京大学の合格者数トップだった日比谷は、37位555人という数字になっている。ただ、都立校改革で日比谷も進学指導重点校に指定され、近年、合格者が増えている。1993年には1人のときもあったが、平成の間で合格者がゼロの年はなかった。

劇的に変化した学校もある。25位の渋谷教育学園幕張は、平成元年に合格者がゼロだったが累計では864人に達する。36位の西大和学園も元年にはゼロだったが556人。55位の豊島岡女子学園もゼロだったが394人合格で、東京の女子校では桜蔭、29位の女子学院に続く3位となっている。

90位の渋谷教育学園渋谷は2001年まで合格者はゼロだったが、そこから262人合格している。元は渋谷女子高で、学校改革を行い、共学の進学校に変わり合格者が急増した。中学入試の人気校だ。

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