「きかんしゃトーマス」が国連SDGsと組んだ理由 ジェンダーバランス配慮で女の子ファン拡大
今から70年以上前に絵本から誕生した「きかんしゃトーマス」は、500本を超えるオリジナルテレビ番組、12本の長編映画のほか、アプリや玩具、グッズ、書籍、実写など、多くの形態で親しまれ、全世界160の国と地域で展開している。
特に30年以上前にイギリスで制作・放送が始まった幼児向けテレビアニメシリーズ「きかんしゃトーマスとなかまたち」は、日本でも毎週日曜日にEテレで放送中。世界でもおよそ160の国や地域、55カ国語で視聴されるなど、世界的な知名度を誇っている。
そんな「きかんしゃトーマス」シリーズと国連が、このたび共同企画でタッグを組むことになった。4月5日から公開中の映画『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』と、4月7日(日)からEテレで放送開始となるテレビアニメ新シリーズでは、2015年9月に国連で採決されたSDGs(17の持続可能な開発目標)にちなんだエピソードを展開している。
SDGsの目標をストーリーに織り込む
SDGsが提唱する「ジェンダー平等を実現しよう」「住み続けられるまちづくりを」といったモチーフを物語に織り込むことで、アニメを通じて、世界中の子どもたちに地球を守るための大切なメッセージを伝えていくこととなる。
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