「23歳新卒の夫と47歳妻」が深く惹かれ合うワケ

小学生と中学生の娘と、若い夫の暮らしは…

24歳の年の差カップル。その出会いと結婚とは…(イラスト:堀江篤史)

女性42歳、男性24歳という年の差婚の記事を拝見しまして、私たち夫婦ととても似ていることに驚いております。(中略)彼はまったく気にしませんが、私は周囲の目が気にならないといえばウソになります。大宮さんの記事を読んで勇気が湧きました。私たちは私たちで自信を持って生きていきます。

こんなメールを受け取ったのは昨年のことだった。送り主の岡田志保さん(仮名、47歳)が読んでくれたのはこの年の差婚記事だ。志保さんの夫はさらに若い。なんと大学を卒業したばかりの23歳である。東京・新橋の和食店に来てもらい、3人で食事をしながら出会いと結婚生活について聞くことにした。

23歳新卒の夫と、47歳バツイチの妻

「1年前に彼が大学を卒業して就職が決まったときに結婚しました。岡田というのは私の姓です。結婚の経緯や今後のことは本当に仲がいい人にしか話せません。いろいろ説明するのが面倒だからです」

面倒だと言いながらにこやかに話してくれる志保さんは、小柄だけどエネルギッシュな雰囲気を漂わせる。傍らにいる俊樹さん(仮名)は対照的に背が高くて静かだ。ちょっと照れたような様子を見せながら黙って座っている。よく一緒に来てくれたね、と声をかけたくなるほど若い。

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志保さんはバツイチで中学生と小学生の娘が2人いる。前夫の孝男さん(仮名)とは数年前に離婚した。仕事はとてもできるが家事や子育てにはまったく関わらない人だった。

「次女は小さい頃に体が弱くて入退院を繰り返していました。長女の世話もあり、すごく大変で、私自身が何度か倒れてしまったんです。離婚のときに前夫に話したら、『そんなに大変だとは思っていなかった』と言われました。手伝ってほしいと泣きながら訴えたこともあったのに……」

孝男さんは仕事に追われ、志保さんの愚痴を聞くだけで「夫の役割は果たしている」と感じていたのかもしれない。離婚後、実家の助けも借りながら2人の娘を育てている志保さん。仕事はフリーランスのITエンジニアで、実家が保有する不動産管理も行っている。

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