令和元年直前に「平成」をトコトン振り返った

蘊蓄100章で綴る30年と113日の記憶

今月末で終わる「平成」にまつわる薀蓄を100コ集めました(写真:田中允堂/PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは今月末で終わる「平成」。ちょうど4月1日に新元号「令和」が発表されたばかりのこのタイミングで、平成という時代をトコトン振り返ってみよう。
この連載の一覧はこちら

01. 平成は今上天皇在位中の1989年(平成元年)1月8日から現在にいたる年号

02. 天皇陛下の生前退位意向を受け2017年に天皇退位の特例法が成立。平成31年が平成最後の年となる

03. 天皇の生前退位により元号が変わるのは約200年ぶり

04. 平成最後の日は2019年4月30日

05. 予定通り平成が終了した場合、平成の期間は30年113日間(=11,070日間)となる

06. 平成は、日本の元号のなかで、昭和、明治、応永に次いで4番目に長い期間にわたる

07. 平成は日本の247番目の元号

08. 平成の語は、『史記』五帝本紀の「内平外成」、『書経』大禹謨の「地平天成」を出典とする

「平成」という言葉の意味は?

09. 「平成」という言葉には「世の中の万物がうまく整うこと」という意味がある

10. 改元の際、新元号の最終候補として絞られた3案として「平成」のほか「修文」「正化」があった

『モノ・マガジン』4月2日発売号(4月16日号)。特集は「甦ったブランドGR。」などです。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

11. 江戸時代最後の改元で「慶応」が採用された際、候補として出された案のなかに「平成」があった

12. 三重県の朝見遺跡からは「平成」と書かれた平安時代の墨書土器が出土している

13. 「平成」の考案者は東京大学名誉教授の山本達郎とされる。陽明学者の安岡正篤との説もある

14. 改元時政府発表で「平成」考案者は明らかにされず、選定経緯を記録した公文書もなく、史実は不確定

15. 小渕内閣官房長官が元号発表に使用した「平成」の書を揮毫したのは内閣総理大臣官房人事課辞令専門職(当時)の河東純一

16. 「平成」の書は一時、竹下登首相(当時)の私物として竹下家に渡り、竹下氏の孫DAIGOがテレビ番組で所在を明かしたことから、国立公文書館に寄贈されることになった

17. 現在、「平成(元号)の書」は国立公文書館に所蔵。原本の閲覧は不可だが複製を常設展示(例外期間あり)

18. 国立公文書館では「平成の書」をプリントした「平成クリアファイル」を発売している

19. これまで日本の元号に使われた漢字は72字。そのうち10回以上使われている字が21字

20. 最も多く使われた漢字は「永」29回、次いで「天」「元」が各27回

次ページ日本の元号で「成」の字が使われたのは何回目?
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