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「こぐまのケーキ屋さん」作者が送る快活な人生 「自分も予想しなかった自分」がそこにいた

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  • 村田 らむ ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター
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単行本が発売された後も、ツイッターやウェブにアップされた『こぐまのケーキ屋さん』は消去されず、全話読める状態になっている。

「『こぐまのケーキ屋さん』はツイッターでみんなが応援してくれて人気が出た作品です。歓声のおかげで書籍化も決まりました。それなのに単行本が出た途端に、ツイッターで読めなくするのは不純だと思うんです」

『こぐまのケーキ屋さん』(ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) 

『こぐまのケーキ屋さん』は今まではカメントツさんのメインの読者層ではなかった、小中学生、子持ちのお母さんなども読んでいる。

「小学生に『単行本、買えてないんです……』って言われることがあります。そんなときは『ネットで読みな。全部読めるから』って言ってあげています」

カメントツさんは物欲や金銭欲はあまりないという。むしろたくさんの人に読んでほしい、楽しんでほしいと思っている。

ウェブメディアやツイッターで作品を発表したときに、たくさんの人に見られるコツはあるのだろうか?

「とにかく数を打つこと。企画を考え続けることですね。

100発100中でヒットする、本当にすごい天才も世界のどこかにいるかもしれませんけど、だいたいはそうじゃないですから。ヒットするまで作品を発表し続けることが大事だと思います」

ジタバタと動き回ったほうがいい

カメントツさんは小学館とともに漫画賞を作っている。『サンデーうぇぶり新人賞』は4ページという短い作品で投稿ができるのが特徴だ。

「新人の漫画家さんからたくさん質問をいただくんですが、よくあるのが、

『漫画描こうと思うのですがどうしたらいいですか?』

『何を描いたらいいですか?』

というものです。質問したくなる気持ちがわからないわけではないですが、まずは描きましょう! とにかく変に躊躇しないで作品を作りましょう。ジタバタと動き回ったほうがいいです。

また、作品を描く前に

“自分はこういうキャラクターの漫画家だ”

と決めてしまうのはよくないですね。僕自身、まさかキャラクターものの作品でヒットするとは思っていませんでした。自分を自分で決めた小さな枠にはめこんでしまわず、いろいろなタイプの作品にチャレンジをしていくのは大切だと思います」

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【新人時代は個性を大事にしすぎて失敗することも…】

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