東洋経済オンラインとは
ライフ

広島に豪華「顔出しパネル」が出現しまくる裏側 背景には「おしい!広島県」のDNAが流れていた

7分で読める
  • 鎮目 博道 テレビプロデューサー、顔ハメパネル愛好家、江戸川大学非常勤講師
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

「おしい!広島県」とは、ご記憶の方も多いだろうが、2012年に行われた広島県の観光キャンペーンだ。有吉弘行さんを「広島おしい!委員会」委員長に起用し、自虐的とも思えるキャンペーンが笑いを誘った。今回の「顔出しんさい!広島県」にもこの時のDNAが脈々と受け継がれているというのだ。

そこで、「顔出しんさい」キャンペーンの担当者である、広島県観光課の平野宏実さん(33歳)に聞いてみた。

ダメなら諦めるが限界までやる

――なぜこんなに攻めているのですか?

「おしい!広島県」など尖ったことをこれまでもやってきました。民間の方の知識をお借りしています。「おしい!」も「顔出しんさい」も映像クリエイターの江口カンさんという方にプロデューサーをしていただいていますが、その方が面白さに厳しい方で、ちゃんとやらないと怒られます(笑)。

――平野さんは「おしい!」も担当されたのですか?

私は、その頃別の部署にいました。しかし、「行政として超えられない一線はあるが、できるものは必ずやらないと……ダメなら諦めるが、限界までやる」というのが広島県のプロモーションです。前任の方から引き継いでいます。

***

やはり、「おしい!」から始まったギリギリまで攻めるDNAが33歳の若い担当者に受け継がれ、面白い顔ハメパネルを生み出していたのだ。

そしてさらに、このキャンペーンには、パネルをあえて「おしい!」ところに配置するなどさらに深い戦略があった。次回、こうした戦略と、漫画ではない「驚きの仕掛けがなされた」面白パネルについて、そして地元とそれ以外でのキャンペーンの反響や課題などについて紹介することにしたい。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象