広島に豪華「顔出しパネル」が出現しまくる裏側 背景には「おしい!広島県」のDNAが流れていた
広島県在住の漫画家も、先ほどの田中宏さんや漫画「ディエンビエンフー」の西島大介さん、そしてこうの史代さん「この世界の片隅に」、かわぐちかいじさんも「ジパング」で協力。隣県・山口出身の人気イラストレーターの五月女ケイ子さんや、そのほかにも宮下あきらさんが「魁!!男塾」で、そして永井豪さんも「マジンガーZ」で参加している。まさにきらびやかなメンツだ。
そして、あの「コップのフチ子さん」で知られる漫画家・タナカカツキさんは広島の名産であるカキと三原市の特産であるタコの絵柄のパネルを描き、提供。カワイイのにインパクトがあり、かなり顔出しパネルとして優れた仕上がりだ。広島にとくに縁があるわけではないというタナカカツキさんはなぜこのキャンペーンに協力したのか?取材を敢行した。
タナカカツキさんが参加した理由
――今回「顔出しんさい!広島県」に協力されたのはなぜですか?
顔ハメが好きなので、諸条件などもふまえ、快くお引き受けいたしました。
――「顔出しんさい!広島県」についてどう思われますか? このキャンペーンは昨年の豪雨災害からの復興を目指し、観光客の増加を狙うものだということですが、その点はどう思いますか?
観光客の増加が見込めるか私にはわからないのですが、個人的には顔ハメが好きなので、楽しい企画だと思いました。
――タナカさんご自身は、何か顔ハメパネルに関する思い出やエピソードなどありますか?
作るのが好きですし、これまでいくつか作品として作ってきました。横幅7メートルの顔ハメパネルを作ったこともあります(笑)。
自らも顔ハメが大好きだというタナカカツキさん。パネルを頼むべき人物にちゃんと制作を依頼をしているからこそ面白いパネルが出来上がったのだ。そして、今回のキャンペーンのパネルが面白いものばかりになった理由がよくわかる実例をもう1つ紹介しよう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら