バイトを大切にしない会社が忘れがちな7原則 労働条件をきちんと確認することが重要だ
アルバイトによるSNSへの不適切な写真や動画の投稿、いわゆる「バイトテロ」がたびたび発生しています。直近でも以下のような事件がありました。
から揚げを床にこすり付けてから、揚げた
2019年2月 くら寿司
ごみ箱に廃棄した魚を拾い再度調理
2019年2月 セブン-イレブン
おでんのしらたきを口に含み、戻した後、たばこを持って踊る
バイトテロは決して許されない行為で、当該行為を行ったアルバイトを懲戒解雇したり、アルバイトに対して損害賠償請求をしたりすることも法的に可能です。しかし、バイトテロに対し厳しい法的処分をすることだけでなく、会社全体としてアルバイトの倫理観や責任感を育成する教育に取り組んでいかなければならないでしょう。
アルバイトにも有給休暇がある
ただ、その前に、アルバイトに倫理観や責任感を求めるならば、会社側もアルバイトに対して誠実な処遇をしているかを見直す必要があるでしょう。また、アルバイトとして働く人も労働者としていざという時に自分を守れるように知識を身に付けておくことも重要です。
そこで、本稿では、アルバイトの適正な労働条件の実現において、対応漏れが生じやすい7つのチェックポイントを紹介したいと思います。
入社後半年以上勤務し、出勤率が80%以上だった場合、アルバイトにも有給休暇を取得する権利が発生します。所定労働日数が正社員と同等であれば正社員に準じた日数が付与されます。正社員よりも所定勤務日数が少ない場合、付与日数は減りますが、週1日勤務であったとしても有給休暇は付与されます。
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