「男も女も老けさせる」紫外線対策、よくある5NG 10年後のシミ、シワ、たるみに…対策してる?
日本のビジネスパーソンは「外見力」を意識していない
私は現在、アメリカのボストンにある、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で客員研究員として活動しています。その前はUCLAやロンドン大学セントトーマス病院に所属しており、この間、多くの欧米のエリートと接する機会がありました。
こうした経験を通じて痛感しているのは、欧米、特にアメリカのパワーエリートは、とにかく「外見」に気を遣っているということです。男性でも爪を整え、シワとりやレーザー治療などをしている人は珍しくありません。そして、いつも驚かされるのは、みなさん例外なく「見た目が若い」ことです。
翻って日本に目を向けると、残念ながら日本のビジネスパーソン、とくに男性ほど「外見力」を意識している人は少ないように思います。「老け見え」でも気にしていない人が多く、非常に損で、もったいないことだと感じています。
男性も女性も「見た目」が若いことは、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、大きなアドバンテージとなりうるはずです。みなさんの「見た目」がもし、10歳若返ったらどうでしょうか。きっと人生が変わるはずです。
一部の人は「若さ」を求めて美容整形や外科的な手法を取り入れますが、そんなことをしなくても、「老け見え」してしまう悪習慣をやめ、適切なケアや食事を取り入れることで、「見た目を若くする」ことは十分に可能です。
私はこれまで約20年間、医師として日々過ごす中で、「皮膚科学をもっと大きな視点で柔軟に考えることが必要」と感じ、「ポジティブ皮膚科学」と名付けて提唱してきました。
「老け見え」を招く悪習慣はいろいろありますが、「ポジティブ皮膚科学」を通してみると、「紫外線」に対する正しい対策がされていないことが、「老け見え」の根本原因のひとつと考えられます。
ここでは、「紫外線」の5つの盲点を紹介します。
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