落選の225銘柄の中にも、「期待銘柄」あり
日経225銘柄の多くの企業が400銘柄に採用されているわけだが、それでも、ランキング16位のマツダや、72位の神戸製鋼所など、今期に大幅な業績の改善が見込まれる225銘柄は惜しくも400銘柄から落選しているのがわかる。こうした銘柄は、明らかに前期実績がマイナス要因となっている。今期、来期と業績の急回復が続けば、規模や時価総額的には十分なだけに、14年以降、400銘柄入りも期待できそうだ。
一方、52位に顔を出したのが、時価総額国内首位のトヨタ自動車(2位のソフトバンクの2倍以上)。同社の自己資本比率は35%、今期の利益回復額も巨額にのぼり、通期純益は1兆7900億円と、08年3月期に記録した過去最高益を更新しそうだ。
なお、71位の花王や、78位のキーエンスなど前期実績が「-」の企業は、前期決算期変更を行った変則決算銘柄だ。
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