注文殺到のラグビーW杯チケット、争奪戦の裏側 主催者側「非常に好調で手応えを感じている」
発売開始前の段階で2つの組織への割り当てが約90万枚ずつ。販売予定が180万枚でも、一般向けの抽選販売で落選者が出るのはこのためだ。
ただ、組織委員会側の取り扱うチケットの在庫がなくなると、RWCLの販売在庫から充当されるのが一般的だという。前回のイングランド大会でも247万枚のうち、初期割り当てが50:50であってもRWCLが販売したのは全体の約15%程度だった。
5月からは公式サイトで「リセールサービス」も実施される。同サービスは購入した人が観戦できなくなってしまった場合、再販することができる仕組みだ。リセールが成立すると、手数料の2%が定価から差し引かれて再販希望者に返金される。
現時点で在庫切れになっても購入のチャンスある
つまり、現段階では在庫切れとなっていても、再び在庫が出てくる可能性がある。5月からは公式リセールサービスと並行して3回目の一般向け販売(先着)が行われる予定だ。
さらに、旅行代理店の扱うチケットを含めた旅行商品や、食事などを組み合わせたホスピタリティープログラムと呼ばれる高額のパッケージ購入を通じてチケットを入手するという選択肢もある。
組織委員会の大内氏は「諦めずにトライしてほしい」などと呼び掛けている。
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