2019年に個人投資家がやってはいけないこと 年初から株やFXで大損する人が続出している

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【1月10日 木曜日】日経225先物は、120円安の2万0300円。NYダウは、91ドル高の2万3879ドル。日経平均は、263円安の2万0163円。昨日から貸借銘柄となったソフトバンクは、日証金(東証)差引1180万4200株の株不足で、逆日歩が1株0.60円ついた。下がると思ってかなり売りが入っているようだ。

今日、運転免許証の更新に警察署に行ってきた。新免許証の有効期間は「平成36年」とあり、幻の平成36年となった。また、久しぶりのゴールド免許(5年間無事故無違反)復活となった。実は、9年程前に2点の違反をして罰金9000円を支払ったことで、ゴールド免許からブルー免許になっていた。

この違反点数2点と罰金よりも痛いのは、自動車保険の保険料が上がってしまうことだ。2月1日に自動車保険の更新で、ブルーからゴールドに変わっただけで、年間保険料が、2830円安くなった。これが5年間続くと1万4150円となるので、罰金よりも大きい。20等級(63%割引)でこの金額なので、加入したばかりで割引がないとすると、かなりの金額になりそうだ。安全運転で違反がないに越したことはないな。

個人投資家は痛めつけられている

【1月11日 金曜日】日経225先物は、240円高の2万0350円。NYダウは122ドル高の2万4001ドルと5日続伸。日経平均は、195円高の2万0359円。保有銘柄では、日本郵政(6178)が、16円高の1321円と高値引け。通信のソフトバンクは、8円高の1433円、吉野家ホールディングス(9861)は、平成31年2月期第3四半期決算の赤字発表で、105円安の1710円。

【1月12日 土曜日】日経225先物は、90円安の2万0230円。NYダウは5ドル安の2万3995ドル。1ドル=108.53円、1ユーロ=124.41円。

12月25日のクリスマスの日経平均1010円安の急落で、ある証券会社では、信用取引の追証発生件数が、アベノミクス以降で最悪水準だったそうだ。また、1月3日のフラッシュクラッシュで、FX投資家は強制ロスカットにより、大損している人が続出している。

年末年始の株急落と円高で、個人投資家が痛めつけられている。今後も米中貿易戦争をはじめとして懸念材料が山積しており、どのような結果になるのか予想が難しい。今年は、株の信用取引やFXの高レバレッジ取引など、身の丈を超えた取引は、投資を長く続けるためにも、控えたほうがよいのではないかと思う。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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