「パラアスリート講師」に学ぶ共生社会の実現

「あすチャレ!Academy」を実際に受講

「あすチャレ!Academy」と講師のマクドナルド山本恵理選手(筆者撮影)

2020年東京パラリンピック開催が決まってから、パラスポーツへの関心が高まるとともに、ダイバーシティを考える、共生社会を実現しよう、といった動きが出てきている。

日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)が、パラスポーツを通じて行う教育プログラムの1つに「あすチャレ!Academy」がある。受講できるというので参加してみた。

障害者のリアルを知ることができる

たとえば駅で困っていそうな障害のある方を見かけたとき、どう声をかけたり、どうサポートすればいいかわからない。車いすの方と出かけるときに注意することは何か。そういった思い、疑問を、パラリンピックやパラスポーツを題材に、パラスポーツのアスリートを含む障害のある当事者が講師となって、主に自身の体験を基に教えてくれる場が「あすチャレ!Academy」と思ってもらえればいい。

筆者が受けたAcademyの講師は、パラ・パワーリフティングのマクドナルド山本恵理選手だった。

カリキュラムはまず「レクチャー」といって、講師がパラリンピックの歴史や意義、障害とは何か、自身のパラスポーツ体験といったことを話してくれる。

実際の講義の様子(写真:日本財団パラリンピックサポートセンター提供)

次に「体験プログラム」。障害別にどうサポートするとより効果的かなどの講義を受け、実際にやってみる。

視覚障害者に対して方向を示す際には「クロックポジション」といって、どの方向に何があるかなどの情報を時計の文字盤に例えて教えてあげると多くのことは1人でできるそうだ。

食事でも「2時方向にお椀」などと伝えれば大丈夫とのこと。

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