これまで就活では、ほとんど見向きもされなかった、大学の成績。この12月に始まる就活から、多くの大企業がエントリー時に成績表の提出を求め、エントリーシートに並ぶ重要資料として活用を始めるという。企業の狙いは何なのか。大学生にはどのような影響が出るのか。
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大企業が成績の活用を始めると、就活はどう変わるのか?(撮影:今井 康一)
12月8日の日本経済新聞朝刊で、就職活動において大学の成績を活用する企業が増えることが報道されました。
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現時点で成績の活用を公表した企業の一覧。日本を代表する大企業、有名企業の名前が並ぶ。成績の利用を決めているものの、現時点では名前を公表していない大企業も多数ある。本連載では公表され次第、情報を追加していく予定です。
現時点で成績の活用を公表した企業の一覧。日本を代表する大企業、有名企業の名前が並ぶ。成績の利用を決めているものの、現時点では名前を公表していない大企業も多数ある。本連載では公表され次第、情報を追加していく予定です。
その記事では、実際に成績を活用する企業名も、一部、記載されていました。ただ、紙面の制約があったためか、成績を活用することを決めた企業の「思い」についてまでは、言及されていませんでした。
そこで今回は、企業の人事部がどのように考えて大学の成績を活用すると決めたのかを、改めて説明させていただきます。
右は、現段階で成績の活用を発表した大手企業の一覧です。これは成績の活用を決定している企業の一部ですが、大手企業が名前を連ねているのがわかります。多くの学生にとって、この変化は決して他人事ではありません。
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