2014年は「アメリカ・ルネッサンス」だ

33年連続1位の米人気エコノミストが強気予測

FRBのホンネはどこに?

が、それと同時に、8月と9月のデータも上方修正されている。これで直近3か月の雇用は平均20万人増のペースになっていることになる。もちろん、労働参加率が低下していることを考慮すると、アメリカの雇用情勢が完全に好転しているとは言い難い。それでも、これで11月の雇用統計(12月6日発表)も連続して良いようなら、米連銀の資産買い入れ額の縮小、いわゆるテーパリングも間近ということになりそうだ。

以下に今後の日程を掲げておこう。12月6日の雇用統計が良ければ、12月のFOMCで縮小開始。ただし議会の超党派協議会が激しく揉めているようなら、14年1月15日にまたまた政府閉鎖の恐れが出てくるので、その場合は1月末まで様子見か。いずれにせよ、バーナンキ議長のお別れのタイミングまでには、QE縮小に着手したいというのがFRB(米連邦準備制度理事会)のホンネではないかと推察する。

<今後の主要日程>

2013年

12月6日:11月雇用統計
 12月13日:超党派協議会の勧告期限
 12月17-18日:FOMC→① 現メンバー最後の会合

2014年

1月1日:オバマケア(ACA)が始動

1月15日:暫定予算の期限→政府再閉鎖?
 1月28-29日:FOMC→② バーナンキ議長お別れ会合
 1月31日:バーナンキ議長任期切れ
 2月7日:債務上限到来→延長操作?(4~5月に先送り)
 3月18-19日:FOMC→③ イエレン次期議長登場
 4月29-30日:FOMC→④
 6月17-18日:FOMC→⑤

ちなみにハイマンさんによれば、「12月か1月にテーパリングが行われる確率は6割」「金融政策の手法は、バーナンキのQEからイエレンのForward Guidanceへと変化していく」とのことであった。

そろそろアメリカ経済に対する認識を、大きく変えるべきタイミングが近づいているのではないだろうか。

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