ホリエモンが、もしメディアの経営者だったら 堀江貴文氏インタビュー(下)
――では、新聞というメディアはどうですか。
堀江:新聞は、まさにストレートニュースですから、先ほど言ったようなメディアになっています。ただ、宅配のビジネスモデルがやっぱり強固ですね。特に地方新聞のシェアは化け物です。
僕はいちばん有力なのは地方紙だと思っています。地方紙って、ソーシャルメディア的なところがありますよ。ある地方新聞社の人に聞いたのですが、とにかく地域の読者を3回は紙面に登場させるんだと。生まれた時と、入学した時と、死んだ時。それが地方紙はできるから強い。
――ソーシャル化していますね。
堀江:地方のニュースはウェブメディアにはあまり載らないので、そこも強いです。ただ、僕的には新聞はコンテンツが多すぎ、広告も多すぎだと思います。ほとんど広告でしょう。
――今度、堀江さんが作る市民メディアは有料ですか。
堀江:基本、有料です。月額課金が強固なビジネスモデルだと僕は思っているので。
――いつ頃、始まるのですか。
堀江:来年になると思います。
(構成:上田真緒、撮影:風間仁一郎)
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