「結婚できない彼」にハマった39歳女性の悩み

「腐れ縁」が新しい出会いを阻んでいる

彼氏がいると、未来がないことがわかっていても、どこかで期待し、すがってしまう(写真:EKAKI/PIXTA)
“未来に結婚はないのだけれど、手放すのは寂しい。このまま付き合っていて、結婚できる相手が見つかったら別れよう”。そんな理由で、もう何年も腐れ縁を続けている恋人はいないだろうか?
仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、8年越しの腐れ縁を断ち切って、婚活をスタートさせた女性の話をつづる。

「1人になるのが寂しいと思って続けていた関係が、実は、新しい出会いや結婚を阻んでいたんだと、別れてみてやっとわかりました。どうして、もっと早く1人になることを決断できなかったんだろう」

入会面談に来た萩野由美香(39歳、仮名)は、言った。由美香には、8年間付き合っていた年下の恋人がいた。

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「彼と付き合っていた最後の2年くらいは、“もう結婚はないだろう。結婚できる相手が見つかったら彼とは別れよう”と、新しい出会いを模索していたんです。あのときは気づかなかったけれど、帰れる場所があると、新しい相手を探す気持ちもどこか中途半端になってしまうんですね」

まったくそのとおりだ。結婚にいちばん遠いところにいるのは、彼氏のいない女性ではない。結婚を言い出さない彼氏と付き合っている女性だ。彼氏がいなければ、迷うことなく婚活して結婚相手を探す。ところが、彼氏がいると、未来がないことがわかっていても、どこかで期待し、すがってしまう。

彼氏をキープしながらの「婚活」

由美香は、明るく聡明な印象だった。会話力もコミュ力もある。男女問わずに誰とでも仲良くなれるタイプだろう。そんな彼女が模索していた出会いとは、いったいどんなものだったのだろうか?

「私は人との出会いを楽しめるほうだったので、週末はコリドー街に女友達と飲みに行ったり、合コンに参加したりしていました。そういう場所で、ありのままの自分を見てもらう出会いのほうが、結婚につながるのではないかと思っていたからです」

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