44歳男性が子持ち女性との結婚を決めたワケ

真剣に結婚を考えた女性も過去にはいたが…

これまでの壮絶な恋愛遍歴の末に、たどり着いたお見合い結婚について綴ります(写真:eli_asenova/iStock)
婚活するのも、結婚相談所に入るのも初めてだった44歳の男性が、初めて見合いをした39歳の子持ち女性と、出会ってから3カ月で結婚を決めた。
仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、男性のこれまでの壮絶な恋愛遍歴の末に、たどり着いたお見合い結婚について綴る。

「意思表示をストレートにする女性は初めて」

「なぜ、彼女に決めたか? それは、今まで生きてきた中で、あそこまで意思表示をストレートにする女性は初めてだったからですよ」

この連載の一覧はこちら

河野裕之(44歳、仮名)は、きっぱりと言った。建設現場で足場を組むとびの会社を経営している。骨のある性格で、情に熱く、どこか古き良き昭和の匂いを感じさせる男だ。社員や職人仲間からの人望もある。

本来なら結婚相談所に入るようなタイプではないのだが、あるとき取引先の社長から、「知り合いが結婚相談所をやっているから、そこで嫁さんを探してこい」と言われた。“お得意様の顔を潰すわけにはいかない”というのが入会の理由だった。

そこで、生まれて初めての見合いをし、結婚を決めたのが吉田幸恵(39歳、仮名)だ。彼女については、またこんなことも言った。

「2度目に会ったときに、彼女から、『私はあなたが好きです』って言われたんです。それに対して、彼女は、『あなたはどうですか?』という気持ちの見返りを求めなかった。そこがかっこいいなって思ったし、それだけストレートに気持ちをぶつけられたら男として本望ですよ」

幸恵には、離婚経験があり、小1になる女の子、美和がいた。

「子どもがいるとかいないとかは、二の次でしたね。好きになった女に、子どもがいたというだけ。この女と結婚したい。じゃあ、今度は、その子どもをどう攻略するか。父親として、認めてほしいなんて思っていないですよ。オレはそんに立派な人間ではないし、自然に触れ合っていく中で、家族になっていければいい」

2度目のデートで告白され、河野も幸恵に決めた。それからは、毎週末、子どもも含めて会うようになった。

次ページ真剣に結婚を考えた女性もいた
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショック、企業の針路
  • コロナショックの大波紋
  • 「脱ゆとり世代」のリアル
  • 岡本幸一郎の自動車情報発信局
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
“臭いものに蓋”で終わるのか<br>JDI「不正会計」の晴れぬ闇

ジャパンディスプレイが不正会計について、第三者委員会調査報告書を公表しました。しかしその内容は有識者8人のうち7人がF(不合格)の格付けをするほどの低評価です。自殺した社員に責任を押し付ける報告書の詳細をリポートしました。