婚活で「体の相性」を最優先にしてはならない

36歳女性が理想の彼と結婚するまでの顛末

人の好きになり方は、人それぞれです(写真:kou / PIXTA)
お互いが“結婚”に向かえると確信すると“交際”から“真剣交際”に入るのが、結婚相談所の通例だ。
仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、真剣交際に入った会員女性が、相手とすれ違う感情をどう修復し、結婚までたどり着いたのか、その軌跡を記す。

4人の男性の中から1人に絞った理由

結婚相談所には、“交際”と“真剣交際”の区分がある。“交際”は、お相手のお人柄を見ていく期間なので、ほかの人とお見合いをしてもよいし、何人と交際をしていてもよい。

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その期間を経て、“この相手となら結婚に向かえる”と気持ちが固まったら、“真剣交際”に入る。そのときには1人に絞り、ほかに会っている人たちがいたら交際終了にする。

戸口文香(36歳、仮名)は、4人の男性と交際に入っていたのだが、同い年の河田友康(仮名)と真剣交際に入ることを2人で合意した。河田を選んだ理由は、こうだ。

「河田さんがいちばん私の話を聞いてくれたし、なんでもテキパキと決めて動いてくださった。同い年だったこともあるのですが、偉ぶったところもなくて、いつも同じ目線で話をしてくださるのもよかった」

ほかに交際していた男性のうち吉川(35歳、仮名)は、「会って話をすると楽しいけれど、会う日程や場所が決められず、すべてを女性側に投げてくる人でした」。上田(42歳、仮名)は、「会う前に事務連絡のようなメールが来て時間と場所が決まるのですが、お会いして2時間程度の食事をした後は、次に会うときまでメールが来ない。いまひとつコミュニケーションが取れませんでした」。斎藤(44歳、仮名)は、「会話の物言いが上から目線で、私が違った意見を言うと、さらに上から意見をかぶせてくる人でした」。

そうした理由から、彼ら3人の男性とは結婚には向かえないと判断したようだ。

また、河田は真剣交際に入る前に、「僕の両親に会いませんか?」と、提案してきたのも決め手となった。

「最初は、“このタイミングで?”と思ったんですが、“結婚とかそういう堅苦しい話ではなく気軽に”とのことだったので、お会いすることにしたんです。ご両親にお会いしたら、彼がどんな家庭で育ったかもわかると思ったので。そうしたら、とても気さくな方たちで、“このご両親なら、結婚してもうまくやっていけそうだな”と思ったんです」

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