ブルガリアでもジャーナリスト殺害事件発生

内務大臣は「レイプ殺人」と説明しているが…

(写真:TVN.bg/Handout via Reuters)

[ソフィア(ロイター)] - 欧州連合(EU)の資金がらみの汚職疑惑を調査していたブルガリア人記者が、ルセ市のドナウ川で殺害されたと当局者は10月7日に伝えた。

バルカン諸国の検察は、30歳のヴィクトリア・マリノワ氏の遺体は、ルセ市の公園内で6日に発見されたと語った。身元の特定手段はイニシャルのみであった。

内務大臣は「レイプ殺人」と説明

ムラデン・マリノフ内務大臣は記者団に対し、「これはレイプ殺人だ」と述べた。マリノワ氏の職務に関連して発生した殺人と示唆するような証拠はなく、同氏が脅迫されていたという情報もなかったと述べた。

ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相は記者団に対し、「事件の真相が明らかになるまで、そう時間はかからないと確信している。最高の犯罪学者がルセに派遣されているところだ。現場では大量のDNAが採取されている。プレッシャーを掛けずにその調査を見守りたい」と説明した。「死因は、頭部への殴打と窒息によるもの。携帯電話、車の鍵、眼鏡、服の一部は見つかっていない」とルセの地方検察官ゲオルギ・ゲオルギエフ氏は語った。

マリノワ氏は、ルセに拠点を置くテレビ局TVNの重役を務めている。TVNはブルガリア北東部で最も人気のあるTVチャンネルの1つである。同氏は2過去1年で欧州連合(EU)において殺された3人目の記者になった。

次ページ汚職疑惑を調査
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT