60歳「生涯一女ロッカー」のブレない生き様 ジョーン・ジェットはやっぱりカッコいい

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ジェット:それは答えるのが難しい。私はキムを脅威に感じたことはない。彼が私にハラスメントをしたことはないし、彼にそんなつもりはなかったと思う。私は少しの間、彼の家に住んでいたこともある。リタ(・フォード、ランナウェイズのギタリスト)と一緒に。もし私が不快に感じたりしていたら、そこから出ていったはず。

彼に対する考えが変わったかって? その考えは好きじゃない。もし彼が人を傷つけたとしたら、それはよくないこと。そんな話を聞くのはつらい。でも、その人たちが言っていることについて私は何も言えない(ジェットは以前、事件が起きたときはそれを知らなかったと述べている)。

いろいろな意味合いがある。悪い行いはあふれていて、もちろん私も多くのことを耐え、自分のために立ち上がった。それが多くの女性にとってどんな意味があるのかはわからないけれど、私自身にとってどんな意味があるかはわかっている。

気がついたら殴っていた

ジェット:1つ例を挙げると、チャック・ベリーと一緒に演奏したことがあって、私たちは仲良くやっていた。セントルイスだったと思うけど、スタジアムでの公演で私はステージに向かって駐車場を歩いていた。すると突然、誰かに後ろからつかまれた。腕で体を包み込まれるみたいに。

誰なのかわからず、それでこうやったの(ジェットは低い声を出して腕を後ろに突き出した)。やられたのはチェック・ベリーだった。性的なものではなかったけれど、ただそういうことが起きたときは私の体はパンチするようになってる。若いときに学んだし、経験から学んだ。それが私の反応の仕方なの。

ただそういうことが起きたときは私の体はパンチするようになってる(写真:Caroline Tompkins/The New York Times)
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