部下を自慢するリーダーが「最強」である理由 人は「建前では動かない」という重要な真理
多くの方はITに強い人、積極的な人、教えるのがうまい人を挙げるでしょう。あなたもそうではないでしょうか? 私の答えは逆です。
年配で、IT機器にいちばん疎そうな人。
確かに選ばれた社員は大変です。自分が苦手な分野の講師をしなければならないのですから。でも、そんな社員が講師として教えたら、周りにいる人はどう思うでしょう? あいつができるなら俺もできる、あいつに負けるなんて、そんなことは自分に許せないと、頑張ります。
私は、60歳のパート社員にIT機器の使い方を最初に教えて先生にしたが、その人から、
「〇〇さん、若いのに物覚え悪いね」と言われたらどうでしょう? ショックで頑張るのではないでしょうか。
これがもともとITに強い人が教えていたら、
•何かあったら、あいつに聞けばいいや
と考えます。
人を動かすには「心理」が大事
さらに人間心理を読み解けば、誰もが「できるやつ」は嫌いです。学校時代に、学年でいちばん成績が良くてスポーツでもできて、顔立ちが整っていて、しかも女性にモテる人と比べられたら嫌だったでしょう?
そんな人を講師にするほうが、間違っています。
それに、「いちばん疎そうな人」や「もともと苦手な人」は、丁寧な教え方ができます。これこそ一石二鳥です。
人を動かすには「心理」が大事です(お金も大事ですが)。人の心理がわかるかで差が出ます。
人の上に立つ人にとって、「鈍感」は「犯罪」です。「鈍感」と1度でも言われたことがある人は、気を付けてください。
私の答えは、「社長もルールを守る」です。
わが社には、「酒気帯び運転をした場合、8日間の自宅謹慎」「飲酒運転者と同じ酒席に同席したときも、2日間の自宅謹慎」というルールがあります。
あるとき、ベテランのアルバイトが退職することになり、その慰労会を開いたことがあります。途中から参加したMくんが、帰りに酒気帯び運転をした。その結果、酒席にいた私まで、「2日間の自宅謹慎」になった。
Mくんがクルマで来ていることを知らなかったとはいえ、ルールはルール。社長といえども、例外はありません。自ら「2日間の自宅謹慎」になりました。
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