部下を自慢するリーダーが「最強」である理由

人は「建前では動かない」という重要な真理

人がついてくる社長とそうではない社長では何か違うのだろうか?(写真:beer5020/iStock)  
16年連続増収の武蔵野を率い、ベストセラー著書を連発する小山昇社長ですが、人の心のつかみ方も一流で、「やれ」と言わなくても、相手が「自然とそうしたくなる」「そうせざるを得なくなる」方法で、人を動かしてしまいます。
その方法は、「何度も言うけど、動いてくれない」と悩むリーダーから、「人に対して強く言えない」というリーダーまで、広く役立つはず。その骨子をまとめてもらいました。

仕組みやルールをつくっただけでは人は動かない

「部下が動いてくれない」「社員が言うことを聞いてくれない」

私のところに相談にくる社長や幹部は、常にこんなストレスを抱えています。

なぜ、私が社長をしている、武蔵野の社員は社長の言うとおり動くのか、その理由を知りたがっている人に対して、私はこう言いたい。

「『やれ』と言っても、言うことを聞かないのは、当たり前」である。

私は、人の基本姿勢を次のように考えています。

•ラクして高い給料をもらいたい
•面倒なことはやりたくない
•ほめられたいし、人に勝てるとうれしい

こうした「人間心理」を無視して、「新しいことをやれ」「もっと仕事をしろ」などと言っても、効果はありません。「仕組み」「ルール」もそうです。私は多くの「仕組みづくり」の本を書きましたが、ただ仕組みをつくるだけではダメです。

何が足りないのか、ここで質問に答えながら考えてみてください。

問題1 新たなIT機器を導入するとき、あなたなら、どんな人を社内講師にするでしょうか?
次ページ私の答えは…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 今さら聞けない競馬のキホン
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>ガバナンス問われる英国原発

日立製作所が着々と進めてきた英国の原発計画。来年にはすべての認可を得て、進むか退くかの最終判断を迫られる。経済合理性は疑問だが、会長案件という思惑も絡む。今の日立はどう判断するか。まもなくガバナンス改革の真価が問われる。