新生「森保ジャパン」の躍動で見た主将の役割

伝道師・青山を中心に若手をどう融合するか

9月11日のキリンチャレンジカップ、コスタリカ戦で指揮を執る森保一監督(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で7日のチリ戦(札幌ドーム)が中止となり、森保一監督体制の初陣が11日のコスタリカ戦(大阪・パナソニック スタジアム 吹田)にズレ込んだサッカー日本代表。

「今回招集した23人を2試合で全員見てみたい」という意向を口にしていた新指揮官にとっても想定外の事態であり、プランに狂いが生じたのは間違いない。

それでも現状でのベストメンバーでのぞんだコスタリカ戦では、A代表通算3試合目の南野拓実(オーストリア1部=レッドブル・ザルツブルク)から待望の代表初ゴールが飛び出した。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任によって2018年ロシアワールドカップ落選を強いられた中島翔哉(ポルトガル1部=ポルティモネンセ)や2020年東京五輪代表のエース候補・堂安律(オランダ1部=フローニンゲン)らも含め、フレッシュな面々の躍動が大いに光った。

国内組と若手の欧州組で挑んだ新生日本代表

「個々のスペシャリティを出してほしい」という森保監督の要求に多くのメンバーが応えて、3-0で快勝。4年後の2022年カタールワールドカップに向け、幸先のいい一歩を踏み出した。

新指揮官が今回から着手したチーム作りの中で興味深かったのは、2カ月前のロシアで主力として活躍した吉田麻也(イングランド1部=サウサンプトン)や香川真司(ドイツ1部=ボルシア・ドルトムント)ら欧州組をあえて呼ばなかったことだ。

代表引退を宣言した長谷部誠(ドイツ1部=フランクフルト)やカンボジア代表の事実上の指揮官となった本田圭佑(オーストラリア1部=メルボルン・ヴィクトリー)以外は4年後を視野に入れた代表継続を希望しているが、彼らの招集を先送りにして、国内組と欧州組の若手だけで初陣を戦ったのだ。

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