アントニオ猪木切手まで、“経済制裁”の対象に?
ムーギー:実際の話、北朝鮮と何を話し合いたいと思われますか?
猪木:人の出入りを自由にすることからですね。昨年あたりから、何もかも日本に持って来られなくなりましたから。私の切手まで、日本で取り上げられますから。
ムーギー:え? アントニオ猪木さんの切手。
猪木:昔、北朝鮮で発行されていたのです。
ムーギー:それは腹立ちますね。
猪木:日本の役人はすごく優秀だと思いますが、天下国家という視点がない。
ムーギー:大きな視点と器量がないと。
猪木:そういうのが出てくると、すぐ飛ばされちゃうでしょう。
ムーギー:確かに。
猪木:そこは俺らがある意味で、大衆にメッセージを送る役割を引き受けないといけない。受け手はいますからね。ネットでも。そういう国民に真実を伝えていく。それで制裁受けても、俺は怖いと思っていないし。今さら出世したいとも思ってないし、腹をくくっています。もし何かお役に立てることがあれば、それでいいと思っていますから。
参議院は、衆議院のコピーではいけない
ムーギー:本日は貴重なお話、ありがとうござました。最後に申し上げさせていただきますと、猪木さんは政党に頼らずとも、個人で非常に力のある方ですから、ぜひ猪木さんの本来の思いと強さを発揮して、今後、大活躍をなさることを祈念しております。
猪木:今のところは、維新の会とぎくしゃくしたことは何もありません。国会では賛成できないこともあると思いますよ。ただ、それよりもまずは、それは参議院のあり方そのものを議論することが大事です。
ムーギー:その話も聞いておきたかったです。
猪木:いや、いいですよ。5分だったら大丈夫。
ムーギー:ありがとうございます。参議院なんかいらないなという意見も強いですが、参議院議員の保身というか、既得権のためにずるずる続いて、役割不明になっています。猪木さんは参議院の今後をどうお考えですか?
猪木:われわれは6年の期間をもらっています。長期的な視野に立てると思います。
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