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雑談のヘタな人が誤解している質問の超基本 「情報」よりも「感情」を聞き、リンクを張ろう

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  • 川島 達史 コミュニケーション講師、精神保健福祉士
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「感情質問」といっても、何を聞けばいいのかわからないという人もいるでしょう。こんなときに効果を発揮するのが「ウィキペディア質問法」です。

キーワードをクリックするとそのワードのページに飛ぶウィキペディアのように、相手の発言にどんどんリンクを張っていく質問法です。ウィキペディア質問法も、会話序盤では情報にリンクを張り、中盤からは感情にリンクを張っていくとスムーズに話を広げることができます。

たとえば七里ヶ浜在住の方に、その土地について聞くとしましょう。

「七里ヶ浜ってどんなところですか?」 
    ↓
「江の島がきれいに見えますよ。海沿いのレストランがいつも混んでいます」

このように「江の島」「レストラン」というキーワードが出てきました。このどれにリンクを張ってもかまいません。

「そのレストランで○○さんがいちばん好きなメニューは何ですか」(情報に関する質問)
    ↓
「パンケーキです」
    ↓
「そのパンケーキのどんなところが好きなんですか?」(感情に関する質問)
    ↓
「食感がフワフワで、しかもトッピングが豪華なところですね」

と話を進めていくのです。リンクが張れてさえいれば、質問の内容はさほど気にする必要はありません。

「ウィキペディア質問法」が最強なもう1つの理由

このように質問をしていくと、だいたい4~5分話しているうちに無数の拠点が出てきますから、途中で話題が行き止まりになったら元に戻って、別のキーワードを拾えばOKです。

『結局どうすればいい感じに雑談できるようになるんですか? 』(サンマーク出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

話すのが苦手で、いつもすぐ話し終えてしまう人にも「ウィキペディア質問法」は有効です。

話の中で自分が使ったキーワードに自らリンクを張っていくと、どんどん話せるようになります。

相手の質問を待っていると微妙な気まずい間が生まれたり、質問の内容が自分の話したいことと違う方向にいったりしますよね。でもこの方法を使えば、質問されるのを待たなくても結構長く話せるようになります。

「リンクを張ること」と「感情を聞くこと」。この2つさえ押さえてしまえば沈黙におびえることはありません。

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