「作文」が書けない子に教えたい3つの言葉

繰り返すことで作文がスラスラ書けるように

作文がスラスラ書けるようになる3つの「まほうのことば」とは?(写真:マハロ/PIXTA)
夏休みの宿題で自由研究に続いて、多くの子どもが悩むのは、日記、作文、読書感想文ではないでしょうか。「書けない、できない」。そう言って先延ばしにしているうちに、始業式目前。毎年同じ経験をしているのに、打開策がない。
それも当然。子どもは日記、作文、読書感想文の書き方を知らないし、保護者も書き方を教えられないからなのです。そこで、今回は『クレオとパトラのなんでナンデさくぶん』の著者で、朝日新聞ベテラン校閲記者の前田安正氏が、親が子どもと一緒にできる作文の書き方のコツを伝授します。

文章を書くには、まず「観察」が必要

作文がたった3つのステップで書けるようになる、と聞いたらどう思いますか。そんな簡単なわけがない? いえいえ、誰でもたった3つの「まほうのことば」に従って作成を進めれば、作文が書けるようになるのです。

【ステップ 1】みて みて み~て。なに なに な~に?

文章を書くことは、まず観察することです。「何かを書く」ということは、書くべき「何か」を見つけなくてはなりません。私たちは何かを見ているようで、実は見ていません。

たとえば、今朝、あなたのお子さんやパートナーがどういう服を着て、何をしていたかをしっかり覚えているでしょうか。あるいは、通勤途中の道端に咲いていた花の色や空の様子をはっきり伝えることができるでしょうか。おそらく「NO」ではないでしょうか。

それも当然で、意識して見ていなければ、そこにある風景は記憶に残るものにはなりません。子どもたちだって同じです。文章を書くということは、「よく見る=観察する」ことです。子どもたちの好奇心を刺激することが、第一です。脳はつねに楽をしたがるものなのです。漫然と過ごしていては、漠然とした記憶しか残りません。

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