剛力彩芽のSNS恋愛投稿は一体何がマズいか オープンなのは結構だがビジネスには悪影響

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テレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」制作発表会見に出席した剛力彩芽さん=2018年4月10日(写真:日刊スポーツ新聞社)

4月末の交際宣言から約4カ月、女優・剛力彩芽さんと「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ社長、前澤友作さんの交際が、いまだ世間を騒がせ続けています。「もうこの話題は飽きた」と感じる人がいるのも事実。しかし、なぜSNSで恋愛関連の投稿をすることが問題なのか? 一般の人々やビジネスパーソンにとって教訓になることが多いだけに、このタイミングで検証してみたいと思います。

ここまでの経緯を簡単に振り返ると、状況が大きく変わったのは、7月のインスタグラム投稿。剛力さんは前澤さんの所有するプライベートジェットに乗って、サッカーワールドカップロシア大会決勝戦を観戦した様子をにおわせる写真をアップし、SNSやワイドショーで批判にさらされました。

インスタ投稿を全削除した2日後に再開

それを受けた剛力さんは、「私の投稿やコメントで応援してくださっている皆さまに、御心配をおかけしてしまい申し訳ありません」と謝罪し、インスタグラムの投稿を全削除。しかし、わずか2日後に再開し、「皆さまの意見を聞けたこと。想いを聞けたこと。とても、嬉しかったです。反省すべきところもたくさんです」などの言葉と笑顔の写真をアップしました(すぐに前澤さんが撮った写真であることが発覚)。

剛力さんは「新・剛力彩芽をよろしくお願いいたします」と宣言して、それまで以上のアツアツ投稿をしはじめたのです。7月29日には、前澤さんの写真を初投稿。しかも隠し撮りのような船上での昼寝姿であり、「たまにはゆっくり休んでねっ」「少しでも支えになれたらいいなっ」という愛情たっぷりのコメントも。8月1日には、PRADAのバッグ写真と「#ZOZOでは取り扱ってません」のハッシュタグ、4日には「#zozosuitで計測してついに届いたZOZOのストレートデニム。これは凄い、感動した。ウエストも丈もピッタリ過ぎる」とコメントしました。

さらに12日の夜、剛力さんはディナーデート中に前澤さんが枝豆を食べている動画を投稿し、「枝豆を食べる猿」とコメント。食事後には、ほろ酔いの状態で生配信をはじめ、画面の外にいる前澤さんに笑いかけたり、剛力さんの背後に前澤さんが映り込んだりなどの仲むつまじい様子を披露しました。

「炎上騒動にも負けず、自分のスタンスを貫き、堂々とオープンな交際をしている」。こう書くと、ただただすばらしいことのように感じがちですが、ビジネスという観点では、さまざまなリスクが浮かび上がってくるのです。

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