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剛力彩芽のSNS恋愛投稿は一体何がマズいか オープンなのは結構だがビジネスには悪影響

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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これまで剛力さんは、連ドラ9作で主演を務めたほか、女優業で培ったイメージを武器に、多くのCMに出演してきました。恋愛関連の投稿を続けたことで、頑張って築いてきたそれらの実績に影を落としてしまったのが残念でなりません。

恋人とキャラクターを同一視される怖さ

ビジネスパーソンがSNSでプライベートを公開することのリスクは、「これまで築いてきた信用を失いやすい」ことだけではありません。そこに登場する「恋人、配偶者、友人などと、よくも悪くも同一視されてしまう」という2つ目のリスクがあるのです。

剛力さんのケースで言うと、批判を受けてインスタグラムの投稿を全削除したとき、世間の人々は「そうなっても仕方ないかな」「もうSNSで2人の交際を見ることはないだろう」と感じていました。しかし、2日後に再開し、むしろエスカレートしている様子を見て、「反省したんじゃなかったの? これって前澤さんに説得されたから? 影響されすぎでしょ」などと感じてしまったのです。

「行動がガラッと変わった」と言う事実を目の当たりにしたことで、世間の人々は「剛力さん=前澤さん」という形で、キャラクターを同一視しがちになりました。たとえば、前澤さんは、「アンチに気づきを提供できればなって思って」「世の中からお金をなくしたい」などとツイートしましたが、世間の人々は「剛力さんもそういう考えなんだろうな」と、みなしはじめているのです。

人柄や性別も、職業や立場も違う2人が同一視されることは、必ずしも悪いことではありません。ただ、前澤さんにはすでに「お金」「自慢」「恋愛体質」などのネガティブなイメージもあるため、剛力さんはそれらと同一視されることで女優として演じられる役柄の幅が狭くなりかねないのです。

「恋人、配偶者、友人のネガティブなイメージに足を引っ張られる」のはビジネスパーソンも同様。「SNSでは、味方でこそあるものの、一心同体や一蓮托生ではない」というスタンスで振る舞うのが基本であり、インフルエンサーであるほど、それが求められます。

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【「出すぎた杭は打たれない」発言のわな】

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