30~40代男の「若い子との結婚」が無謀なワケ 独身が抱いている願望を現実が打ち砕く
これまで5000人を超える30~40代の独身男性からさまざまな悩み相談を受けてきました。しかし、同世代の女性たちが「〇〇だから不安」「〇〇のリスクは避けたい」と具体的な悩みを打ち明けるのに対して、男性たちは「そろそろヤバイと思いました」という漠然とした不安を抱いているだけ。大半の独身男性は、「『何がどれくらいヤバイのか』自分でもよく分かっていない」のです。
このように「自分なりに楽しく暮らしているけど、何か引っかかるものがある」という心のモヤモヤが年月とともにジワジワと心身に蓄積されて、大きな不安になっていくのです。
なかでも、彼らが最も不安を感じているのが結婚。「もう若くてかわいい子とは結婚できないのか?」「このまま結婚せず一生一人で生きていけるのか?」と頭の中で考えながらも、一歩踏み出すことができないまま、いたずらに年齢を重ねてしまう男性が少なくありません。彼らにとってどんなものが結婚の障害となっているのでしょうか。
「男の30~40代はまだ大丈夫」のうそ
独身男性たちは結婚に関して、「女の30~40代はキツイけど、男の30~40代はまだ大丈夫」という楽観視をしがちですが、それは間違っています。「男は若い女のほうが好きだから」という発想から楽観視してしまうのですが、だからと言って男性のほうが結婚しやすいわけではありません。結婚市場における30~40代男性は年齢以前の問題で、非常に厳しい状況下に置かれているのです。
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