任天堂株が年初来安値を更新したワケ 中国ライセンス承認凍結でゲーム株に売り

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 8月16日、任天堂 が7月6日に付けた年初来安値を更新した。中国当局がゲームライセンス承認を凍結したことが明らかとなる中、ゲーム関連株への売りが継続している。写真は任天堂のロゴ。昨年1月に東京で撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で16日、任天堂 <7974.T>が7月6日に付けた年初来安値を更新した。中国当局がゲームライセンス承認を凍結したことが明らかとなる中、ゲーム関連株への売りが継続している。

カプコン<9697.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も軟調。ネクソン<3659.T>は売り先行後、買い戻しが入りプラスに転じた。

中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>は14日、カプコンの人気ビデオゲーム「モンスターハンター:ワールド」について、中国国内の規制当局により販売を差し止められたことを明らかにした。同ゲームは今月8日、テンセントのゲーム配信プラットフォーム「WeGame」でリリースされたばかり。同社はコンテンツの一部が規制面の基準を満たしていないためと説明した。

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