山根会長「スッキリ」出演に見た強烈な違和感 日本ボクシング連盟の「ドン」は失言だらけ
7月28日の騒動発覚から6日、ついに日本ボクシング連盟の山根明会長(78歳)が姿を現しました。8月3日の「スッキリ」(日本テレビ系)に緊急生出演し、一連の騒動について謝罪と釈明、そして猛反論をして見せたのです。
山根会長の出演時間は、わずか三十数分間に過ぎません。しかし、その姿はビジネスパーソンにとっても、「組織トップはどうあるべきか?」を考えさせられるものでした。
「ドン」を思わせるサングラスと柄シャツ
山根会長は予定されていた9時から40分遅れて登場。ミラータイプのサングラスをかけ、柄物の半袖シャツを着て、ふんぞり返って座る姿は、まさに「ドン」といわれるだけの威圧感を放っていました。
疑惑の釈明や謝罪という狙いがあるとしたら、この服装と姿勢はNG。その姿を見た世間の人々から「山根会長はどんなことを言っても説得力がない」「それよりも告発者側の言い分が正しいのではないか」と思われてしまうからです。同時に、「その服装と姿勢をアドバイスできる存在が周囲にいない」ことが、今回の生出演によって明らかになりました。
まず山根会長は、「みなさん、おはようございます。一般社団法人 日本ボクシング連盟会長・山根明でございます。全国の33都道府県アマチュアボクシングの方にお詫びを申し上げます。このような事態は連盟の会長として責任を感じています」と謝罪しました。
文字にすると立派なあいさつに見えますが、やはり高齢であるからか。それとも謝罪をする機会がほとんどないからか。「放送事故か?」と思わせるほどの間があるなど、その言葉は途切れ途切れでした。
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