子どもに絶対言ってはいけない「3つの言葉」 夏休みに成長できるかどうかは親次第だ

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学習環境を整えるといっても立派な学習机を用意するなどということではありません。「一緒に取り組む」環境です。スポーツにコーチがついているように、勉強にも伴走する人が必要です。ですから、勉強する場所は親の目が届くリビングなどがよいでしょう。

そして、「勉強しなさい」ではなく「(一緒に)勉強しよう」と声掛けすることが大切です。実際に教えるだけでなく、時にはタイムキーパーになったり、採点者になったり、音読に付き合ったりと、共に過ごすことを推奨します。

忙しくてそんな時間はないという方は、親は親で自分の勉強や作業の時間にあててください。本を読むでもよいですし、パソコンで仕事をするとか、ブログを書くでもよいと思います。とにかく一緒に取り組むという環境が大切です。これが、子どもの帰属欲求を満たします。

「帰属欲求」とはなにか

欲求5段階説をご存じでしょうか。アメリカの心理学者、アブラハム・ハロルド・マズローが提唱した有名な理論で「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、最も低い階層の欲求が満たされるとさらに上の欲求を満たそうとし、次第により高い段階の欲求を満たそうとしていく」という考え方です。

底辺にあたる第1段階の「生理的欲求」とは、生命を維持するために必要な食事や睡眠などの欲求のことで、これが満たされないと不快感や苛立ち覚え、体調を悪くします。

この欲求が満たされると、次の段階の「安全欲求」を求めるようになります。生活環境が安全で、安心して生きられる環境を保持することです。日々の生活が脅かされることのない状態にあると、次の段階の欲求に考えが向かうようになります。

そして、第3段階の欲求が「帰属欲求」です。家族や学校、習い事などのコミュニティなど、集団や組織の一員として存在する欲求のことです。家族とつながりたいという基本的な欲求で、子どもには特に大切です。

家族と共に過ごすことや、一緒に何かをすることで、このつながりを自覚していきます。これを十分に満たすことができないと、孤独や社会的不安を感じやすくなるので、成長期には、特に欠かせないものです。

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